カテゴリー「資格試験」の9件の記事

2018年9月10日 (月)

[昔話]第一級アマチュア無線技士 免許取得

昔話の免許取得シリーズもいよいよ最終回です。
前回、電信級アマチュア無線技士を取得した話を書きましたが、調子に乗って2アマも受験していました。

Bc2051
以前の記事で「電信級ですら受からなかった身の上で、無謀にも2アマを受験。」と書いたのですが、出てきた受験票見てそれが間違いだと判りました。
受験したのは昭和61年10月期でした。
なんと、電信級の2日後に2アマ電気通信術を受験していたのでした。
25字/分は楽勝だったのに当時45字/分で2分だった2アマの試験は、以前も書いたとおり最初の3文字"ONE"と書いたところで終わってしまいました。
一応、送信の試験は雰囲気を知っているだけでも損はないと受験したと思います。
この辺の記憶が、前回書いた電信級のものだったのか?はっきりしません。
まあ、この状態ですから学科は受けなかったような気がします。
何せ、この当時はまだ上級の筆記試験は記述式でしたので・・・。(^^;
ちなみに、実施をしていたのも上級試験はまだ国家試験センターではなく電監でした。
但し、電波監理局ではなく、電気通信監理局に前年から名称が改称されていました。
と言うことで、この後は試験受験の意欲も湧かず、運用と言えばスキー場の連絡のみになっていったのでした。

その間に、電信級は3アマと名称が変更になり、操作範囲は平成元年に25W Maxで18MHzへも出られるようになりました。
さらには、平成7年には電信級に50Wのパワーアップが認められ、平成17年に上級試験の電気通信術試験が欧文25字/分の2分間受信のみに変更となりました。
1アマ取得者からこれを聞いて、調べてみると旧電信級取得者は電気通信術の試験が免除となる事が判りました。
マークシートの筆記試験だけなら、何とか受かるのではないかと上級試験受験を決意しました。
それも、実際に運用しようなどとその当時は思っていませんでしたので、ターゲットは1アマです。

Bc2052
平成18年8月期
無線工学100/150点、法規95/125点。
ちなみに合格ラインは無線工学105点、法規87点。
それも、お約束で見直して間違えた問題あり。
それを書き直していなければ、一発合格だったのですが・・・。orz
試験実施は日本無線協会に替わり、試験会場もTFTでした。

Bc2053
平成18年12月期
無線工学88/150点、法規111/125点。
結構忙しくて、法規は点数アップしたものの無線工学はスコアダウンとなってしまいました。
このときは、申請が早くて晴海での受験でした。

Bc2054
平成19年4月期
無線工学122/150点、法規105/125点。
やっと、合格点となりました。
結局1年掛かってしまいましたが、何とか合格してホッとしたものです。
しかし、前週の土曜日は会社の後輩の結婚式、日曜は河津桜を花見に行っていました。
今考えるとよく受かったものです。hi
そして、免許が届いて突如、運用復活の道を歩み出したのです。
一陸技もそうでしたが、アマチュア無線の試験は基本的には問題集だけで十分受かると思います。
上級をまだお持ちでない方は、是非、上を目指してみて下さい。

さて、全ての無線従事者受験を振り返ってみました。
やはり、自分でも覚えていないことがあり、記憶を取り戻せて良かったでしょうか。hi
最後まで、お付き合いありがとうございました。m(_ _)m

2018年9月 7日 (金)

[昔話]電信級アマチュア無線技士 免許取得

アマチュア無線技士免許取得の第2弾です。
電話級の免許をゲットして、11月に開局を果たしました。
その時の免許状はここでご覧いただくとして、再び勉強を再開したようです。
って、実はあんまり記憶が定かではありません。(^^;
後にまた利用することになるのですが、モールス符号を覚えるならやはり「耳からでしょ」と言うことでこんなものを購入です。

Bc2045
聞いて覚えるためのカセットテープです。
テキストには「このテープでは、「音感法」という,きわめてユニークな方法で符号を覚えましょう.」と書いてあります。
今では聞いて覚えるのは当たり前ですが、これが発売される以前はなかったのでしょうか?
ちなみに、テキストの裏をひっくり返すと「昭和47年 初版発行 昭和55年1月 第17版発行」と書かれています。
意外と新しいと感じたのは私だけでしょうか?
そして、受験票と結果通知です。

Bc2046
あれ?昭和55年4月期の受験ですから、モールス・マスター法を買ってから1,2ヶ月しか勉強していないようです。
当時の電気通信術は送信の試験もあったはずですが、受信も含めて試験の記憶がありません。
そこで、気になるのが電気通信術試験日の3月19日。
カレンダーを調べるとこの日は春分の日の前日の水曜日。
まだ春休みになっていないはずなんです。
特に表彰があったわけではないんですが、通学は皆勤賞だったはずで棄権をした可能性もありそうです。
だとすれば、色々と記憶がないのが頷けますが、実際はどうだったのか?
もう知るすべはなさそうです。
いずれにしても、この不合格を最後に資格受験からは遠ざかっていきました。
ところが、こんなものも発見されました。

Bc2047
未使用の初級ハムの試験申請書です。
一応、まだ受けようという意思はあったようですが、この後はアマチュア無線から離れ、カメラを振り回していました。
ところがひょんなことから、再び受験機会が巡ってきました。
いつからか判らないのですが、電話級の免許持ちは学科が免除となり、電気通信術も送信はなく25字/分のスピードで1分間とかなり敷居が低くなっていました。
それならばと、受験を決意。
それまで郵政省が実施していた試験も(財)無線従事者国家試験センターが実施するように変更になっていました。

Bc2048
但し、試験申請書はJARLから販売されており、電信級と電話級は共通だったものが、このときは電信級専用の申請書でした。
そして、試験勉強は最初に出てきたカセットテープをポータブルカセットプレーヤーで聞きまくりました。
ちなみにWALKMANは高くて買えず、巻き戻しが出来ない安物プレーヤーでした。hi
学校をサボって晴海へ試験を受けに行ってきました。
以前の記事にも書きましたが、答えは「AMATUER RADIO OPERATOR」で割と簡単だったかと。
ちなみに、受験料は2,060円でした。
この頃から結果発表も早くなっており、試験の数日後には結果が届きました。

Bc2049
合格日は試験日の翌日になっています。
そして、この頃には電話級の時に必要だった健康診断書が不要になっており、3週間後には免許証を手にすることが出来ました。

Bc2050
えっ、なんでこの写真だけが白黒なのかって。
実は、定期入れに入れていて通勤途中で定期入れごとすられてしまい、紛失してしまったのです。
よって、今持っているものは「第三級」と書かれており、免許番号の後ろに"-2"が付いています。orz
手当が出るわけではないんですが、会社に資格の報告をする制度が出来たときにコピーを取ったものです。
それをスキャナーでデジタルデータにして保管してあったので辛うじてご紹介が出来ます。hi

2018年9月 5日 (水)

[昔話]電話級アマチュア無線技士 免許取得

プロ免許取得記念で、この世界に脚を突っ込んだ頃の受験記を書いてみることにしました。
このブログを始めたばかりの頃に従免の話を書いているのですが、少々記憶違いもあって、色々と資料を引っ張り出しましたので改めて書いてみます。
何が契機かあまり記憶がないのですが、BCLを始めて海外日本語放送などをたまに聞いていたものです。
身内に免許持ちがいたこともあり、アマチュア無線にも興味を持ち始め受験を決意したようです。
とは言え、ガキだった当時、真面目に独学が出来るわけもなく日本短波放送の講座番組を利用しました。

Bc2040
講師はJA1AP菅田OM、聞き手は人気アナ大橋照子さんです。
テキストは当時のバイブル「初級ハムになる本」、「最新初級ハム国家試験問題集」。
ハムになる本は厚さが2cmはあったかと思うのですが、こんなテキストが理解できるのか不安だったように思います。
そして、この講座、提供は八重洲無線で、写真の真ん中上に会員証があるのですが「初級ハム講座」友の会の会員を募集して受験を後押ししてくれました。
右側が放送予定放送内容を書いたスケジュールがあるのですが、回数の所に丸を付けていて26回中24回は真面目に聞いていたようです。hi
そして、受講票を送り返すとプレゼントがあって、最初のプレゼントは受験申請書だったようです。
当時は受験申請書はJARLから販売されていたのですが、枠の色が異なるものが届きました。
3月末に蒲田の日本工学院で受験。

Bc2041
さすがに問題用紙も残っていませんし、手応えはあったと思うのですが、自己採点の結果も記憶にありません。(^^;
結果発表は、1ヶ月半後の5月半ばでした。
無事合格でした。
当時は免許申請に健康診断書が必要で、保健所で書いてもらい、住民票を用意したりで今のようにすぐには申請はできなかったと思います。
そして、講座番組の提供は八重洲無線でしたが、トリオ(現:JVCケンウッド)も合格者に対してプレゼントをしていました。

Bc2042
合格おめでとうキャンペーンと言うのに応募すると上記のように色々と送られてきました。
もちろん、応募者の期待は右下の従免ケース。
そして、その中身が届いたのは夏休みも終わってからでした。
以前は表紙だけでしたが、見開きの中もご披露です。

Bc2043
免許の日は8/30となっていますが、届いたときには新学期は始まっていたと思います。
開局はさらにこの2ヶ月後となります。

2018年8月23日 (木)

従免受領

本題に入る前に、西日本には大型の台風が接近しているようです。
台風の影響のありそうな皆様は、十分に安全にお過ごし下さい。
被害が出ないことを祈っております。

さて、本題ですが帰宅すると、見覚えのある汚い字の封筒がポストにありました。
キター!!

Bc2010
しばらく引っ張らせいただいた、一陸技の従事者免許証です。\(^^)/
最後に取得した1アマの従免からでも11年。
初めてホログラム入りの免許証を手に入れました。
但し、アマチュアの免許とは違い一陸技は、国内ライセンスなので英語表記はありません。
ちょっと残念。(^^;
上の写真はスキャナーで取ったもので富士山が良く判らなかったので角度を変えて写真を撮ってみました。

Bc2011
こんな感じで富士山が浮かび上がります。
アマチュアも併せて4枚目の従免となりました。
しかし、最初に取った電話アマの年号文字がADで今回がBQと随分経ったものです。hi
せっかく作ったカテゴリーなんで、昔話も気合いがあれば書いてみたいと思います。

そして、一陸技を取得したことで試験が免除になる資格がありますので、他の資格取得も検討中です。
ただ、無線通信士系の資格は私の苦手な英語、総通では和文モールスを克服しないといけないので、二の足を踏んでいます。
他にも試験免除になる資格もあるようなので、そちらも含めてどうするか検討をしていきたいと思います。

2018年8月22日 (水)

一陸技 勉強法

コメントでご指摘がありましたので、勉強法について少しまとめてみます。
前振りとして、あくまで私の勉強法であって個人個人それぞれに合った方法があると思いますので、最終的には自分で見つけていただくしかありません。
また、プロになるための知識を身につけると言うより、試験に合格するための勉強法であることもご承知おき下さい。
そして、問題については、(公財)日本無線協会のHPにある問題PDFから切り取らせていただきました。

私の場合は、科目毎に勉強法が異なるわけではなく、計算問題とその他の記憶問題に仕分けされます。
まずは、計算問題。
最低限、log計算が出来て、三角関数、微分積分やオームの法則レベルは理解していることを前提に記載をしますので、文系の方が受験するにはその辺の勉強は別途苦労されて下さい。hi

基本は公式とその応用を覚えることになります。
H30/7期の基礎のA-12を例に挙げると以下の通りになります。

Bc2008
トランジスタのバイアス回路の問題です。
ここで覚えないといけないのは、IB * hFE = IC・・・(1)だと言うことです。
これが判れば、あとはV = RC * (IC + IB) + RB * IB + VBEですから、(1)式と問題に記載されている値を代入すれば、求めるべきRBが計算できます。
この問題が出たら、こういう公式に当てはめれば良いというのをまず頭にたたき込むのが基本になります。
ちんぷんかんぷんな問題は参考書として紹介した「重要公式ハンドブック」を見て、どの公式を使えば良いか探します。
それを使って紙に書いて解いてみます。
公式が見つからないケースは、問題集の解説を見ながら解くことになります。
式を書き解くことで頭の片隅にでも残ります。
ここで、重要なのはやはり書くと言うことでしょうか。
2回目には「お、見覚えがあるぞ」となりますので、自力で解く努力をします。
それでも、覚えられなければ、解答を見ながらまた解きます。
これを繰り返す内に、自力で解けるようになるはずです。
非常に危険なのは繰り返し同じ問題を見ていると、見た瞬間に「答えは2=1,080[kΩ]」と覚えてしまうことです。
ここで覚えないといけないのは答えではなくあくまでも解き方だということです。
この問題は過去問で値の違う問題が出ていますので、同じ問題だからいいやではなく、出題された都度の問題を解くことで「解き方」を覚え、手計算にも慣れていけると思います。
但し、一陸技を受験する方のレベルならオームの法則はわざわざ覚える公式ではないはずですから、この問題は応用力だけが求められる問題と言えます。
問題を見たら公式と解き方が頭に浮かぶように繰り返すことが計算問題の攻略ポイントです。
手計算に自信のない方は、本番では時間をかけてでも何度か計算をし直すことをお勧めします。
途中退出する人たちに惑わされてはいけません。hi

そして、計算以外の暗記系の問題です。
これもいくつかのパターンに分けられそうですが、とにかく覚えるしかありません。
正誤系の問題は、答えを覚えるのではなく問題文全体を覚える努力が必要です。
工学B A-14 電波雑音に関する問題です。

Bc2009
正解は、1.で「・・・夜間は(中略)、日中は・・・」が間違いで、正しくは「・・・日中は(中略)、夜間は・・・」となります。
しかし、ここを覚えても仕方がないのです。
全く同じ問題は一陸技では出ないと考えるべきです。
次に出るときは、5.の「春分及び秋分」が「夏至及び冬至」と書かれて出題されるかもしれません。
3.の「継続時間の短い」が「継続時間の長い」と書かれるかもしれません。
ちなみに、H25.7期には全く同じ内容で、2.の「電離層伝搬」が「対流圏伝搬」となっていました。
もちろん、選択肢の順序が違っています。
また、B問題として穴埋めで出題されるケースもありますので、やはり全ての選択肢を的確に覚えないと攻略は難しいです。
で、私は読み方が甘くて取りこぼしました・・・。(^^;
暗記系の問題は法規にせよ、工学にせよ、やはり繰り返し過去問を解いて覚えるのが王道で、私もそうしました。

新出問題が出やすい工学Aについては、最新技術の動向を知っておくのが重要と思いますが、試験に受かるだけなら既出問題を覚えるだけでも十分合格点は取れました。
受験記 Part.2にも書きましたが、古い問題集にはテレビ放送に関してアナログ放送に関する問題があり、デジタル放送に関する記載が一切ないものがあります。
今さらアナログテレビ放送に関する出題はありえませんので、無駄な勉強をしないようにご注意下さい。

書いてみたもののこんな内容で参考になる気がしませんが、とにもかくにも過去問を確実に解けるようになれば、その先には「合格」の2文字が待っていることだけは間違いありません。hi

2018年8月14日 (火)

第一級陸上無線技術士 受験記 Part.3

試験初日。
午後の法規は免除となっていますので、午前の無線工学の基礎に全力投球です。
会場は、東京ビッグサイト近くのTFT。

Bc1998
案内板と受験票を見比べて、自分が試験を受ける部屋へ向かいます。

Bc1999
私の会場は左手みたいです。
昨年も受験していますので、さほどの緊張感はありません。
席は机2列ごとに何番から何番までとある程度の指定はありますが、基本は自由席です。
ざっと周りを眺めますが、11年前に受けた1アマの時よりは年齢層は低いでしょうか?
重要公式ハンドブックで苦手なΔ-Y/Y-Δの変換公式を今一度確認。
解答マークシート、問題が配られ、いよいよ今年の挑戦がスタートです。

・ 無線工学の基礎(試験時間2.5時間/125点満点/合格点75点)
前回述べたとおり、試験範囲も広く、計算問題も多いため一陸技の科目の中でも一番の難敵です。
その分、時間もかけて勉強しましたので何とかしないと。
もし、全科目合格といかなくても法規が免除となっている現状では、基礎の科目合格は試験日が1日となるため非常に意味は大きいです。
以下は今期の試験問題の概要です。
興味がある方は、平成30年7月期の問題が日本無線協会にありますので、それと見比べながらご覧下さい。
まだ、受験を検討中の方は読み飛ばして下さい。hi
ちなみにイタリック体になっているのは私の記憶している限りで値が違う程度で既出問題です。

A-1. 平行電線の静電容量 - 静電容量の計算は記憶がありませんが導出過程であれば何とかなりました。
A-2. 電界分布から電位差を求める問題 - 新出で玉砕。簡単そうに見えたのですが・・・。
A-3. フレミング左手の法則 - 既出頻度が高く、ひねりもなかったので無事クリア。
A-4. インダクタンスの接続 - 接続箇所を間違わなければ解ける問題。
A-5. Δ-Y変換を用いたブリッジ回路 - 直前に確認したY-Δ変換の問題が出ました。それも3つの値が同じだったので計算も楽。無事ゲット!
A-6. 直列回路の消費電力 - 既出問題ですが、苦手のまま克服できず。orz
A-7. 交流共振回路 - 直列と並列が混合のため応用力が必要で間違いました。
A-8. 直列共振回路 - 共振周波数f、尖鋭度Q、位相の関係は覚えるしかありません。
A-9. ダーリントン接続の入力インピーダンス - 増幅率は覚えたのですが、インピーダンスは判りませんでしたが勘で的中。(^^;
A-10. ダイオードの特性 - グラフと回路図を冷静に見れば解ける問題です。
A-11. FETの伝達特性 - FETは大の苦手。NチャンネルとPチャンネルではグラフが対称になるはずと言う理論で絞り込んで何とか正解。
A-12. バイアス回路 - 限りなくオームの法則で解けます。ポイントは、Ic = hFE * Ibで計算することです。
A-13. FET増幅回路の電圧増幅度と出力インピーダンス - FETはほとんど理解できておらず、増幅率は当たったもののインピーダンスは間違いました。
A-14. コンプリメンタリSEPP回路 - ひねりはないので正解できました。
A-15. 論理回路 - 何も考えずに論理表を作り比較。時間はかかりますが一番確実。式を簡易化できる実力があれば、当然実施。但し、時間をかけすぎて他の問題が解けないなら後回しにすべきです。
A-16. ラダー型D-A変換回路 - これも何度が出ていますが、下手な計算は不要です。オペアンプに近い方から1/2,1/4,1/8・・・となります。スイッチがa側になっているものを足せば終わり。
A-17. 半波整流波の電流測定 - ひずみ波苦手で、この形での出題は過去になかったかと。見事に間違いました。
A-18. 直流電圧の測定 - 2つの測定器に流せる最大電流を考えれば、後はオームの法則です。
A-19. 交流共振回路を用いた静電容量の算出 - 冷静に考えれば判りそうな気がしますが、間違いました。
A-20. 交流電流の測定 - ベクトルが理解出来ていればそんなに難しくないかと。
B-1. 磁気回路 - A問題でもよく出ますので何とかクリア。
B-2. 電気磁気量の単位 - 単位は苦手なんですが、奇跡的に全問正解。
B-3. 進行波管 - マグネトロンと併せて出題頻度大。頑張って動作原理を覚えましょう。
B-4. 位相型RC発振回路 - たまに出題されているかと思いますが、1ヵ所間違いました。
B-5. 未知抵抗の測定器を用いた算出 - 内部抵抗の問題は単純にオームの法則を使えば解けます。

退出可能時間の1時間が経過。
半分くらいの方が退出されたでしょうか?
私は計算問題に悪戦苦闘しており、最短退出はさすがに無理でした。
それでも、マークミスのチェックをして30分を残して途中退出できました。
何とか、合格圏まで持っていけたのではと手応えありです。

そのまま帰宅すると、2日目に備えて準備不足の工学Aを少しでも底上げしようと過去問に取り組みました。
これが運命を左右したのですが・・・。

2日目。
初日同様、30分ほど前に試験室に入室して、公式ハンドブックを確認します。
工学Aの公式はそんなに多くありませんが、怪しかったドップラーレーダーの公式をじっくり眺めておきました。

・ 無線工学A(試験時間2.5時間/125点満点/合格点75点)
無線機・通信システム関連の科目です。
前述の通りあまり時間が取れず、一番自信のない科目でどこまで頑張れるのか、不安がいっぱいです。

A-1. 地上系デジタル放送ガードインターバル - 前日確認した問題でゲット。
A-2. FM波の占有周波数帯に含まれる側波帯の次数 - 前日解いた問題(数値違い)でしたが、計算間違いで落としました。
A-3. 相互変調 - アマチュアの世界でも出てくる話なのですが、最後の損失を間違いました。
A-4. OFDMの伝送速度 - デジタル変調は理解度が低くて玉砕。
A-5. PLLの原理 - なんとなく覚えている知識で何とかクリア。
A-6. QPSKの復調原理 - 前日チェックした問題でした。
A-7. FM波のS/N改善係数 - 単純に公式に当てはめれば解けます。
A-8. BPSK信号の遅延検波方式 - 勉強不足でした。
A-9. 検波の基本的過程 - 見覚えはあったのですが、2択まで絞って勘で的中。
A-10. PMW制御のDC-DCコンバータの動作原理 - 問題は見覚えがあったのですが、コンデンサの極性を間違いました。
A-11. 静止通信衛星の電源、太陽食 - 問題と言うより知識として何とかなりました。
A-12. 航空用DMEの動作原理 - 前日類似問題見たのですが、バンド帯が覚えきれず。
A-13. ドップラーレーダー - 基礎に続いて直前に確認した公式が出ました。もちろん、正解!
A-14. 衛星通信システムの回線割り当て方式 - 一度見れば覚えられる問題かと。これも前日確認。
A-15. PCM通信方式 - PCM自体はパソコンの知識で何とか正解。
A-16. デジタル無線方式のフェージング補償技術 - ダイバーシティ方式が正解だったので何とか正解。
A-17. デジタル無線回線のビット誤り率測定 - これも前日チェックした問題でした。
A-18. 搬送波零位方によるFM波の周波数遷移の測定方法 - 前日全く同じ問題を見たはずなのに間違いました。
A-19. 同軸型抵抗減衰器 - いわゆるT型回路。何とか正解。
A-20. 各種測定器の動作 - 使いこなせませんが、このレベルなら知識がありました。
B-1. 巡回冗長検査符号(CRC)方式 - CRCはパソコンの知識レベルで何とかクリア。
B-2. 衛星通信地球局の構成 - 見覚えはありませんでしたが、何とか1問落としただけで済みました。
B-3. ベクトルネットワークアナライザの機能 - 奇跡的に全問正解。
B-4. FM受信機の雑音抑圧感度の測定 - これも知識レベルで何とか全問正解。
B-5. QPSK及びOQPSK変調方式 - 前日チェックした問題で全問正解。

何やら前日見た問題、朝確認したドップラーレーダーと見覚えがあって解けそうな問題が続々と出てきます。
試験前には自信がなかったのですが、意外にも手応えありで終了1時間前に退出することが出来ました。

昼飯。

Bc2000
1アマ受験時は食事しながら勉強していた記憶がありますが、今回はゆったりと食事を楽しみました。hi

・ 無線工学B(試験時間2.5時間/125点満点/合格点75点)
アンテナ・伝送路・電波伝搬に関する科目です。
アマチュアの知識が役に立たないマイクロ波の問題が難敵で、聞き慣れないアンテナの名前も出てきます。

A-1. マックスウェルの方程式 - 昨年、間違えたマックスウェルの方程式がまた出ました。もらった!と思ったらいつもより問題がひねってあります。それでも何とかゲット。
A-2. 線上アンテナの指向性 - 何度か間違えた問題で無事ゲット。
A-3. 自由空間基本伝送損失 - 基本伝送損Lを計算して、Grを求めると・・・。該当する答えの組み合わせがない!!再計算で無事正解。
A-4. 微少ダイポールの放射抵抗 - 公式丸覚えで正解。
A-5. パラボラアンテナの絶対利得 - 公式を覚えていたと思ったのですが・・・。orz
A-6. 給電線の定在波比とインピーダンス - SWRとインピーダンスの関係などと侮って計算間違い。
A-7. 表皮厚さ - 1200MHzのケーブル選びの知識と公式を記憶していて正解。
A-8. 伝送線路の特性インピーダンス - 同軸の特性インピーダンスを記憶できていれば楽勝です。
A-9. マジックT型導波管 - 新出で玉砕。ちゃんと導波管が理解できていません。
A-10. ダイポールアレー(ベリログ)アンテナ - 普段聞き慣れない名前ですが、ベリログアンテナでバッチリ!
A-11. アンテナ延長コイルの容量 - え~っとどうやって計算するんだっけ?
A-12. スロットアレーアンテナ - 出題頻度大。頭に入れておきましょう。
A-13. 水平偏波用双ループアンテナ - 見慣れないアンテナですが、よく出題されるアンテナです。
A-14. 電波雑音 - 誤っているものを選びますが、全ての内容を理解しておかないと誤っている箇所が判りません。間違いました。
A-15. 電波の屈折・反射 - ブルースター角は覚えていたのですが・・・。
A-16. MIMO - 判りやすい正解で助かりました。(^^;
A-17. フレネルゾーン - 何らかの形で問題が出ています。冷静に式を見ればかなり絞り込めます。
A-18. 給電線の特性インピーダンス - 計算の仕方が判らず・・・。
A-19. アンテナ利得の測定 - 少し悩みましたが、何とか正解。
A-20. 縮小模型を用いたアンテナ特性の測定 - 間違えた記憶で何とか正解。
B-1. パラボラアンテナの放射特性 - 何度か出た問題で無事全問正解。
B-2. 方形導波管 - 覚えたつもりが2点減点。
B-3. 方形マイクロスプリットアンテナ - 過去問で記憶しており全問正解。
B-4. SHF/EHF帯の電波伝搬 - これも頻繁に出ているはずなのですが、2点減点。
B-5. ウィーラー・キャップ法にアンテナ放射効率の測定 - これも過去問で見覚えがあるのですが、2点減。

最終的には、30分ほどを残して途中退室し、今年の受験は終了となりました。

・ 自己採点結果
過去問を解いていた感じからすると、全科目合格点に届いている可能性はあるのではないかと思っていました。
試験直後に過去問集から自己採点をしてみようかとも思ったのですが、類似問題を拾い上げるのは結構な手間となるため、正式な解答が出るまで保留としました。
7/18(水)夕方に日本無線協会のHPに問題と解答がアップされました。
早速、採点してみると。

無線工学の基礎 94/125(52/125)
法規         免除(83/100)
無線工学A     88/125(50/125)
無線工学B     88/125(40/125)
()内は昨年受験時の点数。

何とか全科目合格点を超えているようです。
ちょっと頑張った工学Bと諦めかけていた工学Aが同じ点というのが何とも・・・。(^^;
結果発表まで落ち着かない日々が続きましたが、最初にお知らせしたとおり無事「合格」となりました。

・ 雑感
一陸技は操作範囲から言えば技術操作では制限がなく、一総通と並び称される資格です。
一応、大学の電子工学科を卒業した私の手応えから言えば、そんなに敷居は高くなかったと感じています。
受かったから言える台詞ですが・・・。(^^;
今期の問題はイタリック体が多いことから非常に既出問題も多く、科目合格もあり、合格点が60%と言うことで理工系大学卒の方であれば、チャンスの多い資格かと思います。
正直、合格したからすぐ実践というわけにはいきませんし、私自身、合格するための勉強しかしていません。
かなり運を味方につけた結果とも思っています。
問題に多少解説をつけましたが、ちゃんと公式が頭に入っていなくても、組み合わせたときに単位系に不整合があり絞り込める問題もあります。
予備試験もあった以前の無線技術士に比べれば試験も楽になっていますので、興味がある方は一度問題を眺められることをお奨めします。
但し、計算問題では値が変わっていたり、穴埋めの箇所が替わったりしますので、単純な丸暗記では受からないのは1アマと同じです。
最終的には、いかに勉強する時間を作るかが最大の問題でしょうか?

この記事が新たな挑戦をする方の一助になれば幸いです。

2018年8月10日 (金)

第一級陸上無線技術士 受験記 Part.2

いよいよ本格的に勉強を始めます。

・ 参考書
最終的には、3冊が手元にあります。

Bc1994
1. 2016-2017年版 第一級陸上無線技術士試験 吉川先生の過去問解答・解説集(オーム社)
2. 無線従事者試験 重要公式ポケットブック(オーム社)
3. 合格精選320題 第一級陸上無線技術士試験問題集〈第2集〉(東京電機大学出版局)

既出問題が非常に多いので、過去問の解説は必須です。
私は1.を購入しましたが、情報通信振興会からも同様の過去5年10回分を掲載したものが出ているようです。
そちらは私がちゃんと見ていないので見比べてお好きな方を購入されると良いと思います。
但し、中古であまり古いものを買うと無駄な勉強をする場合も考えられますのでご注意下さい。
ただ、この解説集は厚いし、重いので持ち歩きは難しいです。
昨年はこれだけで勉強をしていましたので、外出先ではほとんど勉強しませんでした。
その結果は、昨日書いた通りです。hi
そして、持ち歩けて勉強に役立つ本はないかと探して見つけたのが真ん中の重要公式ポケットブックです。
計算問題、特に工学の基礎に関する公式がまとめて記載されていますので、非常に便利です。
それでも公式だけを丸覚えするのは私にとっては苦痛でした。
と言うわけで定番の合格精選シリーズを購入してみました。
しかし、これはよく見ると2001年発刊で第2集とは書いてありますが、内容がかなり古いです。
無線工学Aにはテレビのアナログ放送に関する問題が複数掲載されており、デジタル放送に移行した今となっては勉強の価値はありません。
もちろん、今年も出題されたデジタル放送に関する記述は一切ありません。
出題傾向からズレてきていますので、発刊日をよく確認し無駄な勉強をしないようにご注意下さい。

・ 勉強の進め方
参考書の項でも書きましたが、非常に既出問題も多いため、過去問を解くことに重点を置きました。
と言うか、ひたすら過去問を繰り返し解きました。
実際には以下のサイトを利用させていただきました。

一陸技合格プロジェクト http://musen.php.xdomain.jp/index1g.php

受験経験者やネットにある受験記を調べてみると、工学の基礎が範囲も広く計算問題も多いため、難しそうです。
聞き覚えのある公式でも完全には思い出せずに重要公式ポケットブックを見ながら、まずは解きます。
4月頃までは工学の基礎のみを繰り返しました。
この頃には、おぼろげながら計算問題の解き方が判ってきて、やっと無線工学Bへ手を広げ始めました。
工学Bも計算問題が多めで、同じ進め方です。
そして、5月に入って少なくとも工学の基礎は何とかなるのではと、受験申請を行います。
しかし、手を広げた途端、工学の基礎で解けるようになったはずの問題が解けない事態になってしまいます。
とは言え、なかなか勉強時間は増やせません。
だいたい、1日で2科目×1回分を回すのが精一杯です。
6月の頭にはまだ無線工学Aにほとんど手が回らない状態でした。
この時期には工学の基礎は6割の合格ギリギリ。
無線工学Aが4~5割で昨年から進歩なし。
無線工学Bが5~6割でたまに合格圏と言った状態だったでしょうか?
残り1ヶ月をどう進めるかだいぶ悩みましたが、最悪でも工学の基礎の学科合格は落とせないと基礎重点で進めます。

Bc1995
受験票が届きました。
法規はちゃんと免除になっています。
残り約2週間となり、基礎は安定して7割、工学Bも安定して6割程度になってきました。
ところが、工学Aもたまに6割が出ることがありましたが、試験期によって4割程度しか正解が導き出せないときがあり不安はいっぱい。
試験の4日前は、6m & Downコンテストです。
やはり、コンテストはパスできずに過去最高交信数を更新しちゃいました。(^^;

そして、いよいよ試験初日を迎えてしまいました。

~つづく~

2018年8月 9日 (木)

第一級陸上無線技術士 受験記 Part.1

第一級陸上無線技術士(以下、一陸技)に合格しましたので、受験記などをご披露したいと思います。

・ 受験動機
無線に興味を持ったときからいずれは無線技術士を取りたいと思っていましたが、仕事で必要なわけでもなくン十年が経過してしまいました。
資格名もいつの間にか変わって陸上の文字がつきました。
そして、会社の面談でスキルアップに何をしているか報告しなければならなくなり、勢い余って一陸技受験と書いてしまったのがきっかけです。
一アマを取ったときも、同じ理由だったりしますが・・・。(^^;
まあ、普通なら一陸特とかからステップアップするの常道なんでしょうが、同じ苦労するなら最初からトップを目指す方が受験料も少なくて済みます。
と言うことで、一陸技にチャレンジすることにしました。

まずは、資格、受験の概要をおさらいしておきます。

・ 一陸技の操作範囲
政令電波法施行令第3条によると以下の通りです。
「無線設備の技術操作(アマチュア無線局の操作を除く。)
 第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作」
う~ん、まずはアマチュアの免許を持っているくせに、操作範囲が記載されている政令は無線従事者操作範囲令だと記憶しており、変わったことを知りませんでした。(^^;
で、要はすべての無線設備の技術操作ができるってことなんですが、二級だと基本的には2KWkWまでしか操作ができません。
テレビ放送に関しては500Wまで。
よってテレビの在京キー局などの技術操作には一陸技が必要となります。
もっとも、放送局では社員を育成して免許を取らせているようなので、免許を持っているだけで食べていける職業はなさそうです。hi

・ 試験の概要
受験科目は法規、工学の基礎、無線工学A、無線工学Bの4科目。
回答は全てマークシートによる選択問題。
試験は1問5点のA問題と1点問題が5つあるB問題の2種類があります。
法規は、A問題15問、B問題5問の計100点満点。
工学系の3科目は、A問題が20問、B問題5問の125点満点。
いずれも、正答率60%が合格点です。

・ 1回目の受験
実際に重い腰を上げたのは昨年の4月からでした。
まずは問題を眺めるところから始めましたが、工学系はちんぷんかんぷん。
これはダメだ。(^^;
しかし、法規は3ヶ月あれば何とかなりそうです。
行動をおこなさないといつまで経っても先には進めないと高額の試験料を支払い、受験を覚悟しました。
が、やはり時間不足でした。
運だけで受かるほど甘くはなく、結果はご覧の通り。

Bc1993
それでも、法規は科目合格をゲットです。
アマチュアの試験でも見覚えのある問題もあり、3ヶ月で何とかなりました。
いずれの科目も合格点を取れれば以降3年間試験が免除される制度があります。
よって、残りの3科目を3年(受験チャンス6回)以内に合格すれば良いので勉強も少しは楽になりました。
しかし、昨年の秋口は遊び回っており、1月期の試験申請の時期には間に合わないと判断して見送りました。

本腰を入れた試験勉強はまた次回。

~つづく~

2018年8月 8日 (水)

合格しました

今年は訳あって、移動運用は控えていました。
と言うのも、とある試験を受けるため勉強していたんです。
そして、FDネタがあって少し遅れましたが、やっと記事にします。
FDの移動から帰宅した日曜日に、ポストを見ると待っていたものが入っていました。

Bc1991
まあ、このブログに書くネタですから、送り主はご覧の通りです。
貼り付けてある部分を開いてみると・・・。

Bc1992
結果は無事二文字、「合格」でした。
結果通知に記載の通り「第一級陸上無線技術士」の試験に合格しました。(^^)v
残念ながら、一発合格ではなく2回目の受験だったのですが・・・。(^^;
昨年の試験直前の記事に「忙しい原因の1つは終わる予定ですが・・・。(^^;」と書いたのが1回目の試験でした。
さすがにここへ書くと落ちたときさみしいので書きませんでしたが、勉強会とか地元クラブの総会では受験についてしゃべっていました。
試験が平日に2日もありますので、職場でもこっそり受験できないので何とか合格できてホッとしています。
せっかくの大ネタなので、受験記は別途書いてみようかと思います。
と言うことで、カテゴリーも新設です。hi